競技から退き、社業でエイジェックグループに貢献をしている社員を紹介していく本記事。初回は昨年社会人野球を引退し、エイジェックスポーツマネジメント広報として活躍する鈴木遼太郎さんを紹介する。

自分自身の引き出しを増やすことを考えた選択

鈴木さんは2019年に北海道日本ハムファイターズに入団し、１軍での登板実績もある右腕だ。2021年に同球団を退団し、エイジェックでプレイヤーとして活躍。「好きな野球を続けられる環境を」と選んだが、プレイヤーとして過ごしていくうちに「自分のやれること、引き出しをふやしていきたい」と考え引退を決意した。社会人選手時代にはアカデミー部門を担当していた鈴木さん。しかし、引退直後に会社側に伝えたのは「もっと違うことをしたい」という挑戦の意志だった。

そんな鈴木さんが2023年度から在籍するのはエイジェックスポーツマネジメントの広報チームだ。「初めてやることばかり。今は社会人１年生の気持ちです」と新たな挑戦に意欲的に取り組んでいる。中でもやりがいは「自社の野球部やスポーツについての取り組みを発信できるのが楽しい」と話し、「元プレイヤーとして１人の発信者として自分の武器を磨きたい」と新天地に座す。

初めての経験を積むのに遅すぎることは１つとしてないとその姿を持って示す鈴木さん。セカンドキャリア・デュアルキャリアの歩み方として自らの強みを探してみるのはいかがだろうか。

◆プロフィール◆

鈴木さんは東北学院大学から2017年ドラフト６位で北海道日本ハムファイターズに入団。現役中は１軍登板の機会に恵まれず、　年に戦力外通告を受けた。その後、キャリア支援に力を入れ北関東地区での都市対抗進出を目指すエイジェックに入社し、現役を続行。2022年シーズンオフに現役を引退しセカンドキャリアをスタートさせた。