• 〜セカンドキャリアを歩む元アスリートたち〜Vol.3坂田将人さん

    2023.05.12

    競技から退き、社業でエイジェックグループに貢献をしている社員を紹介している、本記事。第3回目の今回はエイジェックスポーツマネジメントに所属をし、現在は学生としてスポーツ医療健康学校で柔道整復師を目指している坂田将人さんを紹介していく。

    自分のような思いをする人を減らすためにも

    高校を卒業し、すぐにプロの世界に身を投じた坂田さん。ドラフト5位指名ながら貴重な左腕として期待をされていた。

     

    しかし、プロの世界でのハードワークや蓄積疲労に身体が悲鳴を上げた。2017年に戦力外通告を受け、当時創設間もないエイジェックスポーツマネジメントが運営する栃木ゴールデンブレーブスに移籍。再起をかけ入団するものの、肘の状態は改善せず2020年に退団した。当時のことを坂田さんは「自分の人生の中でも激動の期間。でも、あの時期に挑戦をしたからこそ次は怪我に苦しむ選手を減らしたいと強く思えた」と語る。現役を退いたあと坂田さんはスポーツ医療健康学校に入学した。

     

    セカンドキャリアに向けスタートを切った坂田さんは「高校時代も野球ばっかですから今になって勉強は大変でも楽しいです」と目を輝かせる。目指す目標が高い分、道のりは険しいが「チーム所属など卒業後の進路はさまざまだと思います。その中でも自分のプロ野球選手として経験したことを活かしたい」と語ってくれた。

     

    現在、坂田さんは学生としてスポーツ医療専門学校に通学し資格習得を目指しながら、同校内でおこなっている柔道アカデミー『Coco柔道アカデミー』の事務局員として活動。「スポーツは違うけど子供がスポーツをやる機会を増やしたいと思っていたのでやりがいがあります」とやりがいを感じている。

     

    坂田さんが運営に携わるCoco柔道アカデミーでは現在体験生を募集中。公式HPよりご応募ください。

     

    ◆プロフィール◆

    坂田さんは高校時代は祐誠高等学校に在籍、その後福岡ソフトバンクからドラフト指名を受け、プロ野球の道に進む。その後は栃木ゴールデンブレーブス、茨城アストロプラネッツに所属したが怪我に苦しみ競技を引退した。